いつもお読みいただき、ありがとうございます。
前回の投稿から、またまた時間が空いてしまいました。
そして、またまた長文です。
「手放そう」と決めてからは気持ちが随分と軽くなり、次を最後の採卵にして、あわよくば凍結卵のある状態で、少しゆとりを持って自分達でタイミングを取っていこうということに決めました。
私たちの場合、これまできちんとタイミングを取ることをせずに妊活に足を突っ込んだため、あれよあれよと流れるようにステップアップして、気付けば何かと性交渉禁止の期間があったりして、かなりのレス状態。
久しぶりすぎると意識しすぎて、なんか恥ずかしいし、恥ずかしいからうまくいかないし、最後までできない、みたいな感じでかなり悪循環でした。
採卵が近づくと、主人には精子の状態を良くするために、2〜3日に1度一人でしてもらう、ということをしていました。
(私たち夫婦間では、恥ずかしさと罪悪感を消すために、それを「出荷」とよんでました笑 )
毎回どうにかうまくいきますようにと必死で、大事なことから目をそらしていたのかもしれません。
でも、私と同じように主人も感じていたみたい。
『これって自然じゃないよね』
やっぱりそうだよね。
そうなのよ。
価値観が一緒で良かった。
こんな風に価値観を共有できる人に巡り合わせてもらっただけでも感謝しななきゃなと思いました。
で、これからは大事なことにもっとちゃんと向き合おうと話し合いました。
今までのいろいろな苦労や執着を手放して、たまには立ち止まってもいいから、また2人で同じ方向を向いて歩き出そうと決意をしました。

ただ、そんなわけで性交渉がなかなかうまくできないので、もし凍結卵ができたらゆとりが持てるしね、というわけで5回目の採卵を最後に決めて、10月末に行いました。
自治体の助成金も6回までもらえるので、これが最後だね、と決めるきっかけになったわけです。(間に移植だけで申請したものが1回あるので合計6回。) で、結果は。。。 凍結できず。
取れたのは小卵胞からのGV1個。
途中で分割が止まってしまいました。
この採卵期、かなりめずらしく右に主席がいて、さらに次席っぽいサイズの卵胞もあって、期待していました。
でも残念ながら、どちらも変性卵とのこと。
採卵は黒田先生でした。
手術室には珍しく慣れていなそうな看護士さんがいて、少し不安になりました。
そして、私は採卵時にあまりお腹をおされないのですが、黒田先生が「軽く押してください」と指示しました。
その指示で看護士さんがお腹を押すのですが、すんごい圧でお腹を押されました。
息ができないくらい。
パニックになるかと思いました。
その方背があまり高くないから、余計に全体重をかけてない?ってぐらいに。
左も同じように押されて、あまりの辛さに手を振り払ってしまいそうな衝動にかられるぐらい。。。
採卵中は危ないので、深呼吸も喋ることも禁止されています。
いや、でも、本当にあれは押しすぎ。
結果的に、GV1つっていうのが辛かった。
あんなに押されたことによって、じつは変性卵ではなくて、排卵してしまったのでは?という思いが募りました。
変性卵と排卵済みって、決定的な差があるのでしょうか。。。? 調べてもよくわからず。
でも、とにかく、最後の採卵もあっけなく終わってしまいました。
2回続けて凍結までいたらず、これで終わりにしていいのだろうかと迷いましたが、やっぱり思うことは、
『自信を持って子育てをできる自分でいたい、夫婦になりたい』ということ。
だから、とりあえずぜーんぶ手放します。

たぶん、また迷うこともあるし、やっぱりまたクリニックにお世話になろうと思う日がくるかもしれません。
その時はその時考えるのだー♩
手放したら、気持ちも楽になって、いろんな楽しみが湧いてきました。
もちろんこれは私たち夫婦の決断であって、いろんな夫婦の形があると思います。ジャッジは誰にもできないし、したくない。
それぞれの決断がどれも◎。
これからも前向きに頑張ります。
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