先日4回目の鍼灸院に行ってきました。
今の所、毎週通っています。
私のようにひどい陽虚、腎虚の場合、まだ ”整える” という状態にまでなっていないとのことで、今はエネルギーが蓄えられる体つくりのために通っています。
いつも通り、頭を叩いたり、腕を上げたり下げたり、体の表面をささっと触って、今日の様子を見ます。
そして、仰向けに寝て、悪そうなところを探り、鍼をして、お灸をして、足の裏に太陽の光を当てて、今日の体に合わせた電球の色にして、頭が少し高くなる枕にチェンジされて、15分ほど休みます。
その後、うつ伏せになり、背中や腰、足の必要なところに鍼を打っていきます。
鍼自体は、髪の毛よりも細い針のようで、全然痛みは感じません。

今回は、腰のある部分がかなり前からずっと痛かったのですが、「ここ痛いでしょ」とピンポイントで当てられました。「やっぱり腎臓がよくない」と言われました。
最初の段階で、足の長さが違うと言われたのですが、「腎臓がよくなくて、腰の筋肉が萎縮している。萎縮しているから、歪みが出て、足の長さが違くなる」とのこと。
確かに、そういえば最近なぜか座っているときに足を組みたくなっていたことを思い出しました。
なるほど。と思いました。
そうして、あるところに鍼を打って、少しすると、本当かどうか、足の長さが同じになりました。
不思議〜。

私の通っているこの鍼灸院を紹介してくれた方は、首が痛くて通ったが、行けば痛みが少なくなると言っていました。
私の場合、腰が痛いとか、首が痛いとか、体のどこかが悪いから行っているわけではないので、良くなっているかどうかは、実感としては見えにくいのです。でも、少しずつ体は整っていってる気がしている。
これこそ、東洋医学の考え方だなぁと思います。
簡単に言ってしまえば、
西洋医学は、病気になったところを薬や手術で治す。
東洋医学は、体が本来持っている自然治癒力を引き出し、症状を改善する。
そんなところでしょうか。
以前はこの二つの違いなど考えたことはなかったけれど、自分の体の不調、特に名前のつかない症状だったり、なんとなく体調が悪い状態に悩まされたりして、少しずつ東洋医学の考え方に興味を持って行きました。
また、ヨガを本格的に学ぶことで自分の体と向き合うことができるようになり、悪くなる前に対処したり、悪くなってもどんなことがよくなかったのかなど、考えるようになったことも、東洋医学に興味を持ったきっかけかもしれません。

ヨガに関しては、約10年ほど前から興味を持ち地元の先生のところへ通いだしました。
その後、どんどん興味が膨らみ、全米アライアンス認定のRYT200(ヨガの資格のようなもの)を取得するまで勉強を深めました。
ヨガのことはまた別のページで書いていきたいと思います。
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