鍼灸治療 ②

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道の途中 鍼灸治療

不妊治療の一環として通い始めた地元の鍼灸院のお話です。

初めての診察は、朝9:30からでした。初診のため、問診票に記入しました。ご存知かと思いますが、鍼灸は保険適用外になりますので、保険証の提出などはありません。全て自費になります。私が通い始めたこちらの鍼灸院は、初診料3000円、診察料5500円です。なので、初診は8500円になります。

ただ、鍼灸治療は医療費控除の対象となりますので、控除を受ける予定の方は必ず領収書を頂いてください。詳しくはこちら。→国税庁HP(医療費控除の対象となる医療費)

先生は男性の方で、電話の感じはとても冷たい感じの印象だったのですが、会ってみると意外と優しく、黙々と治療される感じかと思ったらお話もたくさんしてくれました。

こちらの鍼灸院は着替えることをしません。理由はよくわかりませんが、そのまま靴下だけを脱ぎ、まずは座ります。頭をトントン叩いたり、腕を広げたり、閉じたり、ささっと触る感じで、体の様子というかエネルギーの様子を観察している感じ。「首になんか異常がありますね、ムチウチとか経験ありますか?」と聞かれました。確かにあります。しかも二回も。問診票には書かなかったけど、よくわかるなぁと感心しました。

問診票

その後、ベッドに仰向けに寝て、また。先生が抑えているとことを腕を開いたり、閉じたり、足も同様に。また。ささっと体をなぞって、「胃が良くないですね」と。「はい、ピロリ菌で萎縮性胃炎で。除菌はしました。」「しかも昨日健康診断で、胃カメラ検査しました。」

いろんな体の不調を言い当てられて、「この先生やっぱりなんかすごいかも。」と思いました。

ただ、問診票に不妊治療のことも書いていたので、そのことに触れ、「これでは妊娠できなくてもしょうがない状態。栄養のない畑に種を蒔いても育たないように、土に栄養がない。というか、栄養がたまらない状態。土壌の問題です。まずは、土に栄養を与えて、蓄えられるようにならないと。そうなって初めて妊娠できる体になる。今の状態では、たとえ妊娠できても育たない。」と言われてしまいました。

人によっては初めて会った人にこんなこと言われたらイラッとするところかもしれませんが、私は「やっぱり」という感じでした。というか、今、このタイミングで直球で言ってもらって感謝しています。私たちの進むべき道に光を当ててくれました。

私の診断としては、東洋医学的には「腎虚」です。それもかなりよくない。さっき来たおじいちゃんと同じくらいだと言われてしまいました。涙。漢方の先生にも私は「腎虚」だと言われましたが、そこまで重く受け止めていませんでした。

でも、この鍼灸の先生のお話しを聞いて、ようやく深刻だなと感じました。私の不妊の原因、西洋医学的には不明。でしたが、やっぱりそうだ、これなんだ。と核心に変わりました。

他にも、自律神経のバランス、頭、特に後頭部に何かあるらしい、冷えのぼせ(足が冷えて、頭が熱い)など、いろいろ指摘されました。度々、脈診をしながら様子を見ます。

鍼治療
イメージです。

施術としては、おへその両側、下、腰あたりに鍼とお灸、後頭部の出っ張りあたりに鍼、でした。

あと、不思議だったのが、色が変わる電球を見ながらある部分を押すとある色で痛みが不思議と消えます。この先生オリジナルらしいのですが、私はオレンジ色で痛みがなくなりました。

これほんと不思議。オレンジで痛みがなくなる人はやはり「腎虚」の人らしいです。

全部で大体1時間くらいだったかな。割と丁寧に見ていただいたと思います。

先生も言っていましたが、不妊治療はそこだけにフォーカスするのではなくて、体全体を整えないといけないと、確信しました。もちろん原因が明確な場合、そこの治療が必要になってきます。ただ、私のように、原因は不明だと言われている場合は、排卵がどうだとか、精子がどうだとか、着床がどうだとかではないのです。まずは、土壌を整える。それができていなければ、種も育たない、育っても丈夫でないのです。

大事なことに目を向けて、動き出す時がきました。

 

 

バンザイ

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