不妊治療のクリニック通いをやめたら、更新するネタがないのもありますが、排卵日近くのタイミング祭りの時以外は、かなりゆる〜い感じなので通院していた時の緊張感もなく、だいぶ更新できていないにも関わらずいつもお読みいただきありがとうございます。
あっというまに2020年2月も半ば。
その後は地道に自己タイミングをとるもそう簡単にはうまくいかずでしたが、いつも通り仲良くすごしてます♩
自己タイミングをこのまま続けつつ、気になることは解消していこうと、以前から気になっていた【杉ウィメンズクリニック】のHPをチェックしたら、今年のはじめに『不育症・着床障害学級』があると知り、早速予約!(毎月第二木曜日開催、無料です。)
同時に初診も予約。
初診が3カ月先になることもあると見たことがあったので、約1カ月先ではあったけどとれてよかった。
その間に、予備知識をつけようと思ってこの本を買って読みました。
改訂3版になるらしく、情報が常にアップデートされてるみたいです。
この本、「不育症・着床障害」でお悩みの方にほんとオススメです!
正しい情報、正しい知識はネットではなくて、やはり、直接聞いたり、このような本を読むことで得られると思います。
難しい言葉がたくさん出てきますが、一つ一つ丁寧に描かれているのでわかりやすかったです。
さて、『不育症・着床障害学級』は、診察が終了してからの待合室でやるので14半時からでした。
ビルの7階にあるこじんまりとしたクリニックで、待合室もそんなに広くなくアットホームな感じ。

予約の電話の時もとても感じが良いと思ったのですが、やはり受付の方たちは皆さん優しそうな雰囲気。
10分前でしたが、すでに7、8名の方が座って待っていました。
全部で30名くらいはいたかなぁ?
奥様だけの方が多かったように感じました。
先生は怖いとか厳しいとかの雰囲気は全くなく、かといって優しそうとか明るいという感じもありませんでしたが、本を読んだり、話を聞いたりするなかで、真剣さ、真面目さは伝わってきました。信頼できそうな先生だと思いました。
でも、基本的には変わり者という感じでした笑
スタッフさんの雰囲気からも、ゆとりと穏やかさを感じました。
クリニックの色っていろいろありますよね。
(たぶん、私が通っていたNACが軍隊みたい笑だったから、クリニックの雰囲気にかなり敏感になっていたのかも笑。)
学級の内容はというと、事前に読んだ本とほぼ同じような内容でした。
でも、本読んだだけではよくわからなかったこともあったので、行ってよかったです。
以前は、不育症(流産を繰り返す)の患者さんだけを対象に診察されていましたが、どうやら化学流産(正式名称:生化学的妊娠)を繰り返している方を対象に不育症の検査をし、同時期の不育症患者さんの結果と比較したところ類似した結果がでたことから、『着床障害』は『不育症』の一部と考えざるを得ないのかもしれない。ということで、『着床障害』についても検査を始めたみたいです。
クリニックによっては、『不育症』と『着床障害』が全く別のもの、『着床障害』をあまり問題視していない、というところも少なくないと思います。
私の行っていたクリニックでも、慢性子宮内膜炎の検査には当初だいぶ消極的だったように思っていたし、先生によっても偏りがあったと思います。
不妊治療も日進月歩だとは思いますが、この本を読んで、また杉先生のお話を聞いて、高額にはなるけれど検査をしてみてもいいかなと思いました。
◼️抗リン脂質抗体(抗PE抗体)
◼️第Ⅻ因子欠乏症(抗第Ⅻ因子抗体)
◼️プロテインS欠乏症(抗プロテインS抗体)
が私にも当てはまるんじゃないかと思ってます。
何も当てはまらない方がいいに決まってるのに、何かはっきりとした原因が欲しいと思ってしまう、という不妊治療あるある。
この本にも書いてありますが、杉先生は「異常なし」と診断することが目標だと言っています。
なぜなら、「異常なし」という診断が一番難しいのです。
何らかの異常があると診断し、治療が必要だとした方が医師も楽だし、患者さんもなぜか安心するからなのです。
もし無治療でうまくいかなかったら、納得がいかなくて責められたり、「異常あり」といってくれる医師を求めて転院する人もいたりするということもあるそう。
この杉先生の目標、できそうで出来ない医師は沢山いるんだろうなと思いました。
初診もすでに受けたので、また改めて書きます。
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